べーすけ 歩いて日本一周

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尾瀬縦走計画「尾瀬突入編」  6月20日(金)~6月24日(火) 日本一周 徒歩の旅

Posted by べーすけ on   9 comments   0 trackback








[総日数]     307日(日本橋出発後457日経過)
[今日のルート]  新潟県檜枝岐村「七入登山口」~群馬県片品村「鎌田文化センター」
[進捗状況]    尾瀬を満喫中♪







さて、今旅の大きな寄り道「尾瀬縦走計画」の第2弾

今回は尾瀬入山の様子についてお届けします


ちなみに今回もダイジェストでお送りしようと思っていますが

第1弾はダイジェストと言いながらダラダラ書いてしまったのでw

次こそはスッキリ収まるように仕上げていこうと思っています!






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




今日は待ちに待った尾瀬入山!

山登りが好きな僕としては、待ちかねていたご褒美だねw


尾瀬と言いますと

日本最大の高原湿地帯でだれもが知ってる観光地

草原のように広い湿原には

様々な美しい高山植物が咲き誇っているという

日本人なら一度は行ってみたいところですね


だけど

「遙かな尾瀬~、遠い空~♪」というように

車で山越え谷越えしたのち、さらには1時間以上の歩行を強いられる

気軽にはたどり着けない場所でもある(意味が違うかもw)


このブログをご覧になってる方にも

行きたくても行けない方はおられるんじゃないでしょうか?


ということで、この尾瀬のブログでは

写真をたくさん載せて、少しでも尾瀬を訪れたような気分になってもらえるよう

ガンバって書いていこうと思ってます!










朝は寒さで目が覚める

やはり標高が高いせいか、朝の空気は鋭い


さっそくストーブでコーヒーを作り

多めにご飯を炊いてスタミナをつける


荷物をしっかり括り付けて

久しぶりの登山靴を履く
















登山口をくぐるとそこはもう緑の世界

先日まで雨が降っていたせいか

湿気で空気が重たくドンヨリしているが

それがかえって葉っぱ一枚一枚を生き生きさせて

緑色がより深くなっている













この七入登山口は

「尾瀬らしい」平地の木道ではなく

渓流に沿って遡行する登山ルート

木道と未舗装とは半分半分で

特に未舗装は腐葉土層だから踏み込むとけっこう沈む














ぬかるんでいる場所も多々あって

ミッドカットの登山靴では厳しいかも

(どんな登山道でもハイカットのほうが安全)

急坂や大きな段差も多々あってツライ部分もあるけど













こうして綺麗な草木を間近で見れるのは

整備された木道では味わえない














しばらくしてブナ林に入ると一気に視界が明るくなる

空から緑の光が降り注いで、空間自体を緑色に染めていく













木道に一旦荷物を下ろして休憩

たぶんこういう一瞬が幸せだったりする














出発して2時間半で沼山峠休憩所に到着

沼山峠は御池ロッジから定期バスが出ていて

日帰りや普段着の観光客はここまでバスで登ってきたら

なだらかな木道を通って湿原へ入ることができる


僕が昨日まで計画していたルートは

御池からバスが通る道路を歩いて上がってくると言うもので

間違いなく単調で自然を楽しめなかったと思う

そういう意味でも七入ルートを登ってきてよかった














沼山峠からは整備された木道で

すれ違いできるように2列になってる(右側通行)

階段がポツポツあるものの、多くはなだらかな坂道で

普段の歩行などに支障がない方だったら問題ないと思う

実際にツアー客をみるとポシェットとヒールで来てる人もいたし













林に延びる木道を1時間ほど歩くと

視界が開けて大江湿原に入る


おお!

尾瀬らしくなってきたぞw














木道のそばには

尾瀬の代名詞「ミズバショウ」


例年ならこの時期にはミズバショウは散ってしまうそうだが

今年は気温が低い日が続いていて咲いているものも多いとのこと



他にも多くの草花が咲いているけど

これはあとで見るとして先へ進もう
















しばらくすると湿原に大きな湖「尾瀬沼」が姿を現す

尾瀬には「尾瀬沼」と「尾瀬が原」の2つのエリアがあって

福島県側からは主に尾瀬沼から入ることが多くて

「尾瀬が原」は南の群馬県からが一番近い


みなさんがイメージしている「広い湿原にたくさんの花々」は「尾瀬が原」でして

この辺りの湿原は比較的狭くて、小さな箱庭的な湿原が楽しめる


この写真の左側、尾瀬沼湖畔に木が茂っているところが山小屋群で






































宿泊のできる山小屋やお洒落な商店、ビジターセンターなどが集まっている

ここだけ見れば、観光目的で山村を再開発したお洒落なヴィレッジみたい














僕が宿泊する予定の尾瀬沼キャンプ場も近くにあるので

受付を済ませ、先にテントを建てて荷物を置いておくことに

キャンプサイトは1張りごとに区画されているデッキサイトで

デッキの四隅に張り綱を結びつける輪がついている


フライシート用の石も置いてあるから

雨の時でもしっかりテンションをかけることができる


大きな荷物を下ろしてサブザックを背負ったところで












まずは尾瀬沼ビジターセンターへ行き

勉強がてら、女の子とちゃっかり仲良くなっておくw

そして情報も集めたところで尾瀬沼散策に繰り出そう!



※これからは写真メインでお送りします!















「リュウキンカ」

今がシーズンの花で水辺に咲いていることが多い

詳しいことはわからんw














「タテヤマリンドウ」

今の時期にメインに咲くらしいけど

天気にならないと花を開かないらしい

今日は曇っていたから少ししか咲いていない…















「モウセンゴケ」

虫を捕まえてしまう食虫植物ですねw

捕まえる葉みたいなところの大きさは1cmくらいで

思ったより小さい














「ミズバショウ」

やはりシーズン末期だけあって

散ってしまっている花も多い

あと、大きなほうれん草みたな葉っぱが伸びてきていて

綺麗に花弁が見えるものは少ない

















昼過ぎくらいまでは人も多かったんだけど

16:00を過ぎると日帰り客も帰り、宿泊客もテントへ戻っていくため

ほぼ独り占めの状態に


正直、写真を撮るのは

日光が弱くなってからの方がいいんだよねー

ベストは日の出や日の入りって言うし


















































































こうして誰もいない湿原に立っていると

自分ってこんなにもちっぽけな存在なんだって実感できる

これに気づくだけで、傲慢や強欲って気持ちはすっかり消え去って

自然と同化するように心が澄んでくる


心の中の水は時々、滴が落ちて波紋を描くくらいで

そのほとんどは鏡のように静まりかえる
















そろそろ暗くなってきたところで

チャチャッとテントまで戻り、晩ごはんを食べる


たぶんここにきてキャンプをするほとんどの方は

こうして山の中でテントを張ってご飯を食べるっていうことが

「非日常」でワクワクするんだろうけど

僕にとってはすでに「日常」なんだよねw


まぁそんなこと言ってもなんにもならないし

明日に備えてぼちぼち寝ましょかw


明日は天気が良ければ、東北最高峰の「燧ヶ岳」に登ってきます!

予報は微妙だから難しいのかなぁー













ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



6月21日(土)



今日は朝5:00くらいに目が覚める

外を見てみると…うーん怪しい曇り


昨日の夜に見たビジターセンターの予報では「曇りのち雨」

まぁ山の天気は気まぐれだから

天気予報は気休めくらいにしかならない


できれば燧ヶ岳に登ってしまいたいけど

無理して登るのは今後の旅にも支障が出るだろうから避けたい

どうしようかな…と悩みながら一応ご飯を炊いて食べる


うーん…と空を見ながらトイレに向かっていると

昨日仲良くなったビジターセンターの修平くんがガッツリ山装備をしている

話を聞いてみると、

これから燧ヶ岳を登るのだが一人では不安なんだそう

(修平くんはビジターセンターの見習いさんです)


それだったら一緒に登ろうか?と言うと

是非とも!とのこと

まぁ2人で登ったら雨の日でも楽しいかもしれんなw


ということで、チャチャッと登山装備に着替え

二人で燧ヶ岳を目指すことに


一応一眼レフは持ってきたけど

登山中はザックに入れていたため写真は撮ってませーんw


今回のルートは尾瀬沼から一番近い「長英新道」を往復するコース

他にもルートはあるけれど、ここが一番安全で難易度が低い


といっても、やはり東北最高峰

序盤は雪解けの泥濘が多く

中盤からは残雪が多く残っている

またちいさなクレバスのような穴がたくさんあって

誤って雪が薄いところを踏むと、ズボッと踏み抜いてしまうこともある


頂上付近はほぼ雪上を歩く形になり

気をつけて登らないと滑り落ちてしまう(アイゼンを装着した方が安全だったかも)


そして2時間半後

燧ヶ岳のピーク「俎嵓」に到着




























山行時間は3時間半だから

1時間以上も早く登れたことになる

つーかガイド見習い秀平くんの若さが溢れてて

山道もスイスイ登っていく

歩き旅の僕もついて行くので精一杯だったしww














天気はあいにくの曇りではあるものの

登ってきた尾瀬沼がはっきり見える!















こちらは一緒に登った秀平くん

膝のテーピングを張り替えてるww



ちょうど到着したのが昼頃だったから

ピークにはたくさんの人が休憩をしていて

中にはラーメンを食べるためにお湯を沸かしたり

メロンを1玉持ってきて切り分けたりしている(60代の女性だった)














燧ヶ岳のピークは3つあって

そのお互いがよく見えるんだけど

なかにはこんな感じの急勾配の残雪があったりする














よく見ると中高年の初心者ハイカーや山ガールが

おそるおそる下っている

たぶんアイゼンはつけてない(というか意味すら分からない人もいるのでは)

こういう人たちが遭難したり怪我をするんだろうな…

そう思いながら滑り落ちないか眺める


30分くらいノンビリしたところで下山し始める

やっぱり秀平くんはめっちゃ早いもんだから

2時間半かかるところを1時間半で下山w

まぁ無理しなかったら早いに越したことないね




そのあと一旦秀平君とは別れ、

テントに戻ってみると、昨日は3張りくらいしかなかったテント場が

休日だからかたくさんのテントが立っている

近くのを見ると

ニーモイクイップメントやMSR、アライテントなどなど

どれも新品でカッコイイ


それに比べて僕のは購入当初は輝いてた黄色もカビて薄汚れているし

ところどころに穴を塞ぐパッチが張っている

普段野宿するときは他のテントを見ないから気にしないけど

こうして比べるとなんだかサモシイ気分になってくる…




プチ傷心に浸っていると

声をかけてくれたのが山本さん(そういや写真撮ってなかったw)

どうやら日本一周に興味があるようで

話がしたいとのことで夕方までお話をする



夜は雨が降ってきたから

山小屋休憩所の端っこでカレーなどを作り(秀平くんがキャベツなどを分けてくれた)

山本さんと一緒に食べ、ビジターセンターのスライドショーを見に行く



夜も深まってきたら

人気のないところで山本さんと秀平くんを誘って3人でお酒を飲む…


なんだかこうやって初対面の人とグッと親近感が湧くのは

やっぱり「登山」という一つの魔法のようなものがあるからなんだよね

とても幸せな1日を過ごさせてもらいました!


宴もタケナワ

テントに戻ってみると雨でフライシートがずぶ濡れになってる

他のテントは撥水してるのに…

まぁ雨漏りはしてないみたいだけど

ちょっと心配だなぁー


そんな不安を抱えながら寝袋に入る










ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




6月22日(日)



なんか冷たいなぁと朝目覚めてみると

テントの中が水浸しに!

起きて初っぱなからビックリ!!
















荷物は念のためビニール袋に入れておいたから浸水は免れているけど

寝袋はエアマットから出た部分が雨を吸ってしまいベチャベチャに

ザックはたくさんの雨を吸い込んだようで

普段の1.5倍の重さになってる…


平ヶ岳のときにもちょっと染みてきたけど

今回は染みるどころかプールみたいになってるぞww

外は相変わらず雨が降っているけど、撤収しなきゃどうしようもない

まずはレインウェアに着替えてからテントを畳む


本体を持ち上げると入り口から「ザバーー」と水が出てくる

……これはもう笑いしか出てこない


隣で片づけをしていた山本さんは同じテントを持っていたんだけど

「いずれ僕のテントもこうなるのか…」と嘆いている

僕のは使用想定外の使用頻度なので、とモンベルのフォローをいれておくww

(ちなみに山本さんのステラリッジは浸水無し)


今日の予定は

もう一つのエリア、尾瀬ヶ原まで行くつもりなんだけど

このテントでは継続が難しいかも

というか、このまま雨が降った状態でびしょ濡れのテントを建てるのは

流石の僕も気が進まない


天気予報は数日先まで雨の予報なので

山行中に天気は回復する可能性は低いと判断

今回は断念して、尾瀬沼から下山することに

まぁ無理して風邪とか引いたら大変だしね


ちょうど山本さんも下山するとのことだから

一緒に降り始める






前の赤いザックカバーが山本さん


ルートは尾瀬沼から三平峠を経由し

一ノ瀬、大清水と降りていくルートで

群馬県側から尾瀬沼へ登ってくる主要ルート















一ノ瀬までは緩やかな木道とちょっと岩場がある程度

いつもだったら歩きやすいんだけど

雨の日は未舗装より滑りやすくて危ない

実際に滑って尻餅をつく人を何度かみかける













雨は相変わらずシトシト降り続けていて

レインウェアの中を蒸し暑くする

そういえばレインウェアを着るのは久しぶりだなー

もしかしたら去年の標津のキャンプ場でテントを撤収したとき以来かもww

(※詳しくはこちら→http://besukesuke.blog.fc2.com/blog-entry-225.html

一ノ瀬を越えると広い砂利道に出る

ここは車も通っているから比較的なだらかでサクサク降りることができる

















3時間で大清水休憩所に到着

ここからは麓の沼田駅まで定期バスが出てるから

普通の人はそれに乗って下っていく

一緒に歩いてた山本さんともここでお別れ

ありがとうございましたーーー!



もちろん僕はバスに乗らず歩きますよw

休憩しているうちに雨も霧雨になってきたから

レインウェアを脱ぎ、登山靴からいつものトレイルランニングシューズへ履き替える




そーいえば、尾瀬沼から南は県境らしく

すでに群馬県入りしているよーですw












ブログで何度か書いたかもしれないんだけど

雨が降って路面が濡れてしまっていると

ザックを地面に置くことができない


そのためゆっくり休憩できずに

ズルズル何時間も歩き続けることになる

大清水から麓の戸倉という街まで2時間程度はノンストップで歩き続ける


ザックはびしょ濡れだし、荷物の多くも湿ってる

とうぜん重量は重たくなっているわけで

それに加えて長い下り坂で足の疲労は溜まるばかり


戸倉に着いたころには雨も上がり

路面も乾き始める

天気は曇り空ではあるけど、比較的乾燥した風が吹いてる


僕はすかさず近くの公園に向かい

東屋に入り荷物を乾かす












どこかのロングトレイル(連泊で低山を歩き回る)の本で

「一番大事なことは『乾燥』で

 とにかく日が出たら休憩中でもテントや荷物を広げて乾かすべき」

と言っていたけど、まさにその通りで















長期間の旅になると

装備の湿気はカビたり劣化につながり

ときには使用中に破損するなどの致命的な要因になるおそれもある


そのためにも

こまめに乾かして限られた装備をメンテナンスしなければいけない



今回の山行で

僕のテントはほぼ雨の中ではテントとしての意味をなさないことがわかった

めっちゃショックだったし、この先も不安ではあるけど

買い換えるお金もないし、雨の日は屋根の下で寝るように気をつければ

なんとか使っていけるんじゃないかと思う


乾かしてる間にご飯を炊いてお昼ごはんを作る

だいたい2時間くらいだったけど

なんとかテントもびしょ濡れからは脱却できたっぽいので

再び荷物を積めて歩き始める















今日の目的地は鎌田という集落

だんだん日が沈んで薄暗くなる中を黙々歩く


長い下りで足も疲労が溜まり、限界にきていたとき

不意に1台の車が止まって

「日本一周してるの?よかったらウチに泊まっていかない?」

と声をかけてもらえる


「はい!ありがとうございます!!」

といつにもなく2つ返事で車に乗せてもらう

困ったときにはこうやって助け船が現れるんだよね

旅ってホント不思議なもんだわ


声をかけてくださったのは「いなちゃん」

僕より一つ上で、今は登山関係の旅行会社のエージェントをしているそう

ちょうど今は尾瀬の登山シーズンだから

尾瀬の麓に住み込んで、現地の連絡調整をしているとのこと


連れてこられたのは戸倉スキー場にあるレストランで

ここを貸し切ってるとのこと


よく話をきいてみると

やはり僕に声をかけてくれる人は「旅」興味がある人だから

いなちゃんも今までに世界をバックパックで旅をし続けていて

今はお金を貯めるために仕事をしているけど

数年後にはゲストハウスを経営する予定らしい!

いやー楽しそうだなぁ♪


「外国人が日本を旅するとき、最初に訪れるゲストハウスにしたい」

そう話すいなちゃんからは強い意志が伝わってくる

是非ともゲストハウスができたら遊びに行きます!!


そんな素敵な人と話しながら

空き部屋を借りて寝袋に入る

こんな雨の日にも、見てる人はちゃんと見てくれているんだよね

そのためにもしっかり歩かなきゃね

そんなことを再確認して眠りにつく











ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



6月23日(月)


昨夜は久しぶりの屋根の下で寝ることができて

安心して熟睡できた


スッキリした気持ちで外へ出てみると

なんと、雲一つない快晴じゃないですか!!


昨日予報では雨だったのに

このハズレ具合は詐欺レベルだぞw

あぁ、昨日下山しなかったらよかったかも…

この天気で尾瀬を楽しめなかったことがめっちゃ悔しい


そんな話をイナチャンに話すと

「ここから尾瀬ヶ原入り口の鳩待峠まで定期バスが出るから

 それに乗ってもう一度尾瀬へ入れば?」とのこと


あーそうだな…

いちど下山後の中継地である鎌田の直前までは歩いて降りているわけだし

今回は番外編としてバスで登るのもありかもしれない


ってか「アリ」にしなければ

ここから鳩待峠は厳しい登りを4時間以上もしなければならない難所で

鳩待峠につく頃には夕方になってしまう


うん!今回も「拡大解釈」を発動させて

尾瀬ヶ原への尾瀬散策は番外編とさせてもらいます!!


そうなると準備を急がなければ!

まずは照りつける朝日の下にテントや寝袋、湿ったザックなどを置いて

完全に乾かす

お米を2合炊き、半分食べてもう半分はオニギリにしてジップロックに入れる


荷物が乾いたところで急いでパッキング

なんとか9:30のバスに間に合う














最後に色々お世話になったイナチャンとお別れ

ありがとうございました!!


バスには僕を含めて5人しかおらず

やはりこの時期を平日は少ないんだと感じる














その後揺られること30分

群馬県側の尾瀬への玄関口「鳩待峠」に到着














鳩待峠は尾瀬への入山数が一番多い

というのは、峠までバスで登ってこれるだけでなく

峠からメインの尾瀬ヶ原まで舗装木道を下っていくだけでたどり着けるので

かなりラクに尾瀬を観光することができる


あとは、福島原発の原因で

福島側からの入山者が少ないとか言っていたけど

そんなに原発の放射能を気にするくらいなら、尾瀬へ来ないがいいと思うけどなぁ


トイレや水を汲んだところで出発














基本はこんな感じでしっかりとした木道が続いている















左手を見れば尾瀬ヶ原の名峰「至仏山」がすっかり見える

登ってみたいけど、6月末まで冬季閉鎖になってるから

こればっかしはどうしようもない

(積雪での枝折峠閉鎖と、植生保護の至仏山閉鎖とでは訳が違う)















この木道に茂っているのはミズバショウ

残念ながら花弁は散ってしまってでかいほうれん草だけになってる














1時間ほどで山の鼻山荘に到着

今日はここのキャンプ場を借りるので

手続きをしてテントを張ってしまい、荷物を置いておく

ちなみに山の鼻キャンプ場はデッキじゃない普通の地べたで

範囲内ならどこでも建ててもOK

炊事棟も用意されていてとても居心地がよさそう

ついでに寝袋だけテントの上に置いて天日干しされて出発



さぁみなさんお待たせしました!

これが尾瀬のクライマックス、快晴の尾瀬ヶ原です!!













まず圧倒されるのが湿原のバック見える至仏山

尾瀬ヶ原を見守っているかのように

静かに、そして雄大に聳えている














木道を進んでいくと

今度は先日登った燧ヶ岳が見える

これもまた青い空に映えている


尾瀬ヶ原はミズバショウも終わり

ニッコウキスゲが咲き始めるちょっと前という感じで

鮮やかな花畑ではないけれど














湿原の多くは白いもので覆われている

これが現在満開中の「ワタスゲ」














まるで耳掻きの先のように柔らかい毛が先端についていて

それが風に揺られてフワフワと浮かんでいるよう


群生しているところは

まるで雲の上にいるかのよう

























小さな池のなかでは

イトトンボの交尾が始まっていて

水草の上では耳をすませば恋人たちの囁きが聞こえてきそう













ほかにもイモリものんびり泳いでたりする





































これは尾瀬ヶ原名物の「逆さ燧」

ちょっと波立っているけど

燧ヶ岳が綺麗に写ってるねー














天気がいいから水も透き通ってして

水辺のリュウキンカもより瑞々しく見える













モウセンゴケはちょうど獲物を捕まえたようで

小さな羽虫は手足をピクピクさせて抵抗している



ある程度見終わったら一旦テント場に戻り

干していた寝袋をしまったり、お米を浸水させたりして

ちょっと時間をつぶす


16:00くらいになると

徐々に登山客も下山し始め

宿泊のお客もほとんど部屋に入りこんでしまう

それを待ちかねていたように再び尾瀬ヶ原に行ってみると














まったくヒトケがない尾瀬ヶ原に大変身

まさに独り占め状態だね!!













人がいるのも尾瀬らしくてよかったけど

やっぱり無人の中の写真を撮ると

大自然の美しさを身体全体で感じることができる













日も少し傾いてきたから

ワタスゲもほんのり赤みを帯びてきている













山小屋に泊まる人はなんでこんな素敵な景色を見に来ないんだろう

「尾瀬に来た」ってことだけで満足しちゃったんだろうか…













帰ってきたら晩ごはんの準備

テント近くの岩場で座ってご飯を炊く


こうして青空の下でご飯を炊くと

どんなものでも美味しくなるから不思議













いつもだったら人目を気にしてこっそり煮炊きをするわけだけど

今日は何にも言われることはない

キャンプって本来はこういうもので

僕のはあくまでも「野宿」ってやつだもんなww


今日はもう一度尾瀬にきてよかった

そう思いながら眠りにつく
















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


6月24日(火)


早朝、トイレに起きて外に出ると

昨日の快晴は一転、今にも雨が降り出しそうな天気

やっぱり山の天気は変わりやすい


ビジターセンターの予報も「雨ときどき雷」

これは早いこと下山した方が良さそう


朝ごはんを食べたら

すぐにテントをしまって荷物を詰める















風はまだ暖かくてすぐに降り出すことはなさそうだけど

この風が冷たくなったら雨のサイン


僕が下山する今日初めての人らしく

これから尾瀬に行く小学生の集団やツアー客と挨拶する














そんな中で一際目立ったのが歩荷(ボッカ)さん

背丈の倍はありそうな背負子を背負って

ダンボールを積み重ねてる


手を揃えて重ね、腕を伸ばして下腹部の前に持ってきている

これは水泳の飛び込み前の手つきに似ている

こうすると背中の面積が広くなって(肩胛骨が開く)負担が分散される

僕もよく荷物が重たく感じるときは、腕を組んだりして背中を丸めるけど

やっぱりやることは一緒なんだとちょっと親近感が沸く


写真ではダンボールを腰の位置から上に積んでいるけど

あれは荷物の重心を上にすることで

より身体の中心に近づけているということですねー



とは言っても、僕の荷物は30kgで歩荷さんは70kgを越えるという

流石に僕もあれは無理だな…

でもすごくやりがいはありそうw

現在、こうして専属の歩荷さんがいるのは、ここ尾瀬と白馬だけらしい

もちろん体力と健康が問われる仕事だから誰にでもできるわけじゃない

専属って言うのは難しいけど、短期でだったらやってみたいかもww













1時間ほどして

鳩待峠に戻ってくる

広いベンチにはこれから尾瀬へ行くであろうツアー客が列を成している

雨が降らなきゃいいけれど…


僕は再びバスに乗って一昨日下っていった場所まで降りていく

だんだん標高が下がっていくうちに雨がポツポツ降り始め

目的地まで来たときには土砂降りに…


尾瀬にいる人たちは大丈夫だろうか

なんだか他人なのにそんなことが気になる














僕もとにかく近くにあったコンビニ(一週間ぶり)に逃げ込む

雨が止むと鎌田の市街地まで歩いて

郵便局に留めてあるタブレットなどの電子類と食糧を受け取る

ここではようやく電波が届くことを予想して送っておいたんだよね


夕方には町の真ん中にある日帰り銭湯へ行き

教えてもらった文化センター屋根下に入り込む


雨はまだまだ止みそうにない

それにしても昨日はほんの一時の晴れ間だったってことで

そのタイミングで尾瀬へ行くことができてホント良かった


これからは一路、東に向かい日光へ

途中には1800mの金精峠を越えなきゃならない

まだまだ気は抜けれない日が続きそうだ




このあとは第3弾「世界遺産日光編」 をお楽しみに!!







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Comment

山本五十六 says... "尾瀬リベンジ乙"
こんばんは
後ろ姿で写真に登場しました山本五十六です
また尾瀬に戻ったんですね

尾瀬から帰宅後に日本一周歩き人と会ったと
家族に自慢話をしてました
子供に山本五十六がブログに登場してると言われ
ブログを読みに来ました
子供の感想は
後ろ姿がパパ?
写真がきれいだ

オイ!本当素敵な写真じゃねか
私も鳩待峠から山の鼻に入り
尾瀬ヶ原で撮影しましたが
逆さ燧も見られない曇天でしたと言い訳を(笑)
体調に気を付けて前進願う
ブログを楽しみにしてます
2014.07.05 22:22 | URL | #XoLF36RQ [edit]
ひかるママ says... ""
同じ日に見た尾瀬の風景がベースけさんのブログに乗っているのが嬉しいです。
あの日は梅雨時なのに予想外にお天気がとても良くてサイコーでしたね。
ベースけさんの写真を見てつづられている文を読むと心洗われる気持ちです。
まるで出家したお坊さんのように清々しくて・・・・
お会いした時、すぐにただの人でないと直感で思いました。


私たちは山小屋に泊っても夜や早朝の尾瀬ヶ原に出て尾瀬を満喫しましたょ~~。
茜色に染まる至仏山や燧が岳から登る朝日、「ダイアモンド燧」も見ました。
翌朝、木道を歩いていたら小動物に遭遇しました。
丸沼のペンションのオーナーは写真を見てオコジョって言いましたが、
私はイタチではないかと・・・・・カエルのような獲物を咥えていました。

尾瀬にいた23,24日は雨に当たりませんでしたが、
3時頃、鳩待峠からタクシーに乗ったとたん大雨が降りだしました。
私って自他ともに認める"晴れ女”です。

べーすけさんの日本一周も要所、要所でお天気に恵まれることをお祈りしてます。





2014.07.06 00:52 | URL | #- [edit]
コバ says... ""
縦走お疲れ様です!
山賊の末裔に出逢わなくて良かったですね(^^;

ミズバショウいいですね♪好きな植物なんで自分が見つけた時はテンションあがりました!

でも歩き旅の楽しみ方に"登山"もするのが凄いですね。自分は峠越えで一杯一杯ですが(笑)(キャリア自体全然違いますけど)

自分もようやく再出発するので、もっと視野広げて自分なりの旅の楽しみ方見つけていきたいですね!
2014.07.06 00:53 | URL | #- [edit]
悠 says... ""
ふとこのブログに漂着し、感動しております
頑張ってください!!
2014.07.06 17:11 | URL | #- [edit]
いなちゃん says... ""
こんばんは!
ブログに登場させてくれてありがとう!
尾瀬での様子を知ることができて楽しいです。
まだ宇都宮にいるのかな?これからの旅の記録もチェックさせてもらいます!
ゲストハウスできたら是非きてくださいね〜

ちなみに、山小屋の人たちが夕方の景色を観ない〜というとこなんですが
一応フォローしておくと、山小屋はだいたい16時〜18時くらいが
お風呂と食事の時間なんです。。。
その時間に入る&食べるをしないといけないのでなかなか外に出られないのです。
よく見ると、段取りいい人はちゃんと景色観てますよ笑
2014.07.08 00:24 | URL | #- [edit]
べーすけ says... "Re: 尾瀬リベンジ乙"
>エセ山本さん
子供さんもお父さんの勇ましい背中をみて感動したことでしょうw
というのは冗談で、顔を載せる説明をしてなかったので背中のみにしましたww

もう一度登って良かったですよー
これで読者の皆さんにお見せできる記事になりましたねw
2014.07.08 09:36 | URL | #VEUMvR1o [edit]
べーすけ says... "Re: "
>コバくん
今はもう出発しているころかな?
最近暑いけど、無理しないようにガンバってねw

たぶん、コバくんも分かると思うけど
長い間歩き続けていると、歩き自体が常態化しちゃって
違う楽しみを見つけようとしちゃうんだよね
僕は登山をしていたから「山登りしようか」となったわけで…
コバくんも自分に合ったものを見つけると思うよww

それにしてもザックがパンパンやねー
僕は最近、もっぱら荷物を少なくすることに注力しているよ
不要な装備は、もちろんだけど、スタッフバックを少なくしたり
装備自体を軽いものへ買い換えたり…
これって断捨離っていうんだっけw
2014.07.08 09:41 | URL | #VEUMvR1o [edit]
べーすけ says... "Re: "
>悠さん
漂着ありがとうございます!!
出会いというのは波と一緒で
世の流れをサマヨいながら巡り会い、そして離れていく…
そんなものかもしれませんねww

またお暇なときにでも覗きにきてください!
2014.07.08 09:44 | URL | #VEUMvR1o [edit]
べーすけ says... "Re: "
>いなちゃん
コメありがとうございます!
先日はどうもありがとうございました!!
ゲストハウスも楽しみですねw
是非ともおじゃまさせてもらいますねww

山へ登ってもほとんどがテント泊だったので、知らなかったです…
やっぱり山に行ったからには
昼はもちろん、全ての時間をたっぷり楽しみたいですねww
朝焼けや星空もたまんないですもんねー
2014.07.08 09:58 | URL | #VEUMvR1o [edit]

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