べーすけ 歩いて日本一周

出逢った全てに感謝しながら巡る旅 「ありがとう」

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マタイ第4章  ~ 9月22日(日)  日本一周 徒歩の旅 183日目~

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おはよーございます

朝は6℃を観測した羅臼のべーすけです


今日は北海道1番の難所といってもおかしくない

知床峠を越える予定です!






出発前に昨日出会ったトレーナーのシノダさんに

マッサージの方法を教えてもらう

そんな感じで少し足がラクになったところで





8:00に出発!















知床峠とは
「北海道目梨郡羅臼町と斜里郡斜里町とを結ぶ国道334号(通称「知床横断道路」)の峠。標高738 m。峠からは間近に聳える羅臼岳や国後島を望むことができ、知床八景の一つとされている。知床連山を越える峠であり、羅臼側と斜里側では天候ががらりと変わっていることが多い。

知床峠は未開通路線を除けば北海道内の国道で唯一冬季閉鎖される区間であり、積雪状況にもよるが例年11月7日15:00から4月末にかけて通行止めとなる。観光上重要なルートであるため、春に除雪が完了して開通する日には例年ニュースで報道される。

北海道の国道峠の中では最も急坂急カーブで構成される峠であるうえ、霧で視界が奪われることも多いため通行には注意を要する。峠には広いパーキングエリアがあり、トイレや石碑が設置されている。売店は無い。盛夏の観光シーズンには観光バスも数多く訪れて大変な混雑をみせる。

眺望に優れた峠であり、しばしば道路脇に停まって景観を楽しむ観光客を見かける。ただしカーブの多い峠道であるため、景色を見たり撮影したりする際には通行の邪魔にならないように停車場所に気を配ることが必要であろう。」(wikipediaより引用)
らしい。

よーするに、

「しんどい峠だよ」

ということ。


さぁ行きましょうか!
















天気は比較的いい感じ

峠の傾斜自体はそこまで高くなく

歩きだと比較的ラクに進めることができる















歩いて1時間で


1合目?


ってことは10合目は10時間ってこと!?

おいおい、と半分絶望を感じながら上がっていくと
















15分後に2合目の看板発見


1合目がスタートって意味だったのね…

ホントによかった。

















昨日休んでいたからか足の調子もよく、

羅臼岳で痛めた左足首も今は特に気にならない


サクサク上がってはいるのだけれど

延々とヘアピンカーブが続くばかり


カーブのちょっと上にはこの後通るであろうヘアピンカーブが見えたりする















2時間ほど歩いて見晴らしのいいカーブを過ぎると…
















抜群の景色!

遠くには国後島が大陸のように横たわってる




























所々には湿地帯があったり、今朝までいた羅臼の市街が見える
















3時間くらい経つと

雲が勢いよく目の前を通り過ぎるように

10分も経たないうちに雲の中に…
















雲の中は風がものすごく

さっきまで半袖で歩いていたのがウソのよう

フリースにウィンドブレーカーを着て寒さに備える















そして4時間後、知床峠に到着!

ってか、何にも見えねぇー


写真では伝わりませんが

峠頂上は風速15メートルくらいの風が吹いてまして

ときどき体が吹き飛ばされそうになる


ザックの温度計をみると10℃

体感温度は氷点下


大多数の観光客は冬用の服を持って来てないみたいで

車はたくさん止まってるのに誰も外へ出てこない

皆さん、出なくて正解ですw





そんな凍てつくなか

ハーフパンツでお昼の蒸しパンを食べるべーすけ

周りからはおかしいんじゃないかって思っただろうなw















一応、羅臼側を見てみるけど

まぁ景色が見えるわけないわな















観光もほどほどにして














斜里町に入りウトロへ足を進める




ウトロへの道はさらに風が強くて

立ってるのもやっとなくらい


風に煽られて転倒しないよう

一歩一歩、確実に歩いていく


途中、車が止まって

「お兄さん!乗って!」

と言われる



めっちゃ乗りたいけど

「すいません、車には乗れないんです!」

といわなきゃならないのがべーすけの旅


声をかけてくれた方、ホントにスンマセン
















1時間ほど歩くと風も止み

なだらかな下り坂に変わる
















左足首が徐々に痛み始めた15:00ごろ

ようやく峠の終点、知床自然センターに到着

やったー!


この自然センターは

世界自然遺産である知床を観光する上での中核になってて














お土産や写真展はモチロン

観光地や登山、フットパス(遊歩道)の利用状況を発信している













あとは、熊の出現の最新情報も公開していて

観光客はそれを見ながら予定を立てるってわけ






僕は今日の宿の予定にしている山小屋の情報収集のためカウンターに行くと

僕より年下に見えるレンジャーに対応される


話の節々が弱々しくて、大丈夫かなぁーと思いながら



べ「この先の岩尾別に木下小屋というのがあるそうですが、泊まることは可能ですか?」

レ「泊まれますよー。忙しい時期なので連絡したほうがいいかもしれません」


べ「そこまでの道はどんな感じですか?」

レ「大体5kmくらいですね。ちょっと下ってから、なだらかな道を行くので大丈夫です」


べ「野宿してるんですが、ここらへんでテント立てることできないですよね?」

レ「ぜっっったいにやめてください!!!!!」



なんでそこだけ強調してんねん。



釈然としないままカウンターを離れ

木下小屋に連絡をするも、何度やってもつながらない


でも木下小屋はやってるって言ってたし

とりあえず言ってみるしかないわな。

















自然センターから奥に進むと

そこはもう知床の大自然の胎内


空気というか、この静けさは今までの森とは違う気がする















道路沿いの林をよく見ると

木の皮が剥がれて立ち枯れしているのがよく目に付く


実はこれ、エゾシカが皮だけ食べ荒らした後でして

知床では急増したエゾシカの食害が問題になっているんだそう













これに対して、知床を保護している知床財団では


幼木の周辺に柵をして保護したり

食べられそうな木にネットを張ったりしている















まぁ実際、すべての木には出来ないわけで

根本的な原因であるエゾシカをどうにかしないとダメなんでしょうな
















そんなことも知らないエゾシカたちはポカーン

歩いていれば、そこらじゅうにいてます。




足が痛いんでホントだったらそこらへんで寝たいけど

レンジャーがダメだって言うから歩いてるのに

見晴らしのいいところ出ると
















なだらかな道じゃなかったのかい?

どこが「なだらか」なんだよ!!



めっちゃ急な下り坂を足を引きずりながら歩く。

足がイテー


そんな感じで上り下りすること1時間半

そろそろ5kmは軽く越えたと思うんだけど…

と前を見ると、
















「岩尾別まであと3.8km」







どうやら

岩尾別の入り口までが5kmだったらしい…


あのレンジャー、なんか怪しいと思ったんだよ

ただでさえ峠を越えてきて疲れてて、さらには足を痛めてるって言うのに

精神的ダメージきついよ



かといって、ここで泊まるわけにも行かないので

足をズルズルと山小屋まで歩く


これがまた急坂ばっかり

ヘトヘトな僕は10cmずつ進むのが精一杯




徐々にあのレンジャーへの恨みがたまっていく




普段だったら1時間のところを2時間かけて

ようやく岩尾別の木下小屋まで到着














だけどなんだか電気がついてない

まさかっ!と入り口を見ると
















↑↑「今年は9月22日をもって山小屋閉いとさせていただきます。来年6月中旬には再開しますので宜しくお願いします」









うああああぁぁぁぁ*+&%#+?‘*!











ありえない、ありえない、ありえない、ありえない





だって、やってるって言ってたじゃん!!

あのレンジャー!!!!!!!!

言ってること全部ウソじゃないか!!!!!


明日ぜったいクレーム言いにいったる!!!!!





憎悪の感情が噴出しながら

電話をかけて岩尾別入り口にあったYH(ユースホステル)に連絡をして何とか予約を取り付ける


これからYHまで今まで来た道を戻らなきゃならない

時間はすでに19:00で全くの暗闇

熊が出ないかと心配になりながら

動かない足を半歩ずつ進める








頭にあるのは

あのレンジャーへの恨みだけ。

ぜったい許さん、と思いながら歩いていると

















後ろから車が来て

「車に乗ってく?」

と男性が声をかけてくれる






うおおおおおおおおおお!!!!

神様が!!!

神様がここにおられた!!!!






「はい!お願いします!!」

と声を振りしぼり答えて車に飛び乗る








「日本一周って書いてる人が下ってるのを見て、

ここで声をかけなかったらいつかけるんだ!って思ってさ」








なんてやさしいんだ!!!

たぶんあなたがいなかったら、野垂れ死んでました





10分後、ユースホステルに到着

僕はありったけの気持ちで感謝をすると


「よかったら、近くでメシおごるよ」

と誘ってくれる


なんて人なんだ!


もちろんご好意に甘えさせてもらって

ウトロ市街の飲み屋さんへ行き

豪華な刺身定食と焼きホッケをたらふくいただく


それがまた美味いこと!!

今まで食べたどんなご飯よりうまい!!!



食べながら話をきくと

声をかけてくださった神ヶ島さんは

さっきまで羅臼岳、その奥の硫黄岳を縦走してきたそうで

その帰りにたまたま僕を見かけて声をかけてくださったらしい


疲れているのに…

ほんと人の温かさってこういうのだよな



おなかいっぱいになったところで

再びユースホステルまで送ってもらいお別れ















また会うことを約束して車を見送る

ホントにありがとうございました!!!




そんな幸せな気持ちのまま

お風呂に入り、久しぶりの布団で寝ましたとさ


今までも

最後の最後で

だれかが救ってくれる


ホントに旅をしててよかった。

そんなことを実感する一日でした。


それじゃーおやすみなさい(^.^)/~~~




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